どん底に幕開け

大学生である。

アメリカの学校に通っている。

映像を学んでいる。

しかし、ひょんなことからアプリを作っている。

 

人生は不思議だ。

 

そして、目下それにむけて戦おうとしている。

大学があと少しで終わる。そしたら、ニューヨーク

の大都会の真ん中で何も武器を持たず戦おうとする。

 

どうでもいいが、最近は全く運がない。

 

彼女と別れ、

友達とは音信不通になり、

家族にはアプリを専念するから

大学をやめるといえば、猛反対。

 

しまいには、今日の日本の会社とのミーティングで

全く自分の意見への賛同の声はおろか

だれも聞いてやしない。

 

もしかしたら、これが社畜か

 

それが嫌で、就活しないでアメリカに学びに来たのに

まんまと釣り上げられてしまったのかもしれない。

 

世間に

社会に

会社に

自分の弱さに

 

見方をかえれば、

”最悪な状況も最高の状況になる”

という言葉がある。

 

ここからがやっとスタートだ。

まだ、何もやってないし、失敗したからといって

ダメージもなんもない。強いて言うならば、大学を

やめる価値ほどのものをもてずにノコノコと東京に

帰るだけ。

 

そんなのは嫌だ。

 

周りは、口が立つやつだけがのし上がっていく社会。

 

もちろん、自分だってそれでエスカレーター式の

レールに乗せられて、いい感じでここまで来たかもしれない

 

でも、最近それは嫌だと気付いた。どんなに口が

立つやつになって、どんなにロジックがあって

どんなに分析ができて、どんなに経験をもっていても、

今の世界でひとつだけ勝てないものがある。

使ってくれるひとの気持ちにより寄って、結果を残すことである

 

僕は、これを目指したい。まったく論理がまかりとおらなくても

どんなに、周りが反対しても使う人が増えれば、僕の考えが正しいことが

立証される。そして、そのときに、ようやく爪のお披露目といこう。

爪があればの話だがw

 

シェアリングエコノミーの仲良しこよしの扇動政治など

僕にはまったくきかないことを証明するしかない。

それしか、自分には武器がない。

 

ゴマをする時代はもう終わりだ。

新しい幕開けをするためにも、必ず日本に帰るまでに

やらかさないといけない。

 

どうか神にパワーを望んで、寝るとしよう。

 

明日からが戦場である。

何があっても、叶わぬ恋にしてみせてやる。

 

ゼニの社会ではゼニで見せないといけない。

 

今日から3年後に涙なく立派に巣立てることを誓って。